2020の振り返り

2020年は間違いなくイレギュラーな年だったと思う。
個人的にもなかなかやりたいことはできない年だった。
目標にしていたレースはなくなり、
キャノンボールは世間的に微妙でチャレンジしにくいままだ。
一時はグループライドも微妙となり、そのまま自転車に乗らなくなってしまった友人もいた。
自転車業界的にどうだったのか詳しいことはわからないが、
すごくたくさん自転車が売れたという話は聞いた。
良いことも悪いことも含めて、【いつもと違う】年になったのかもしれない。

私たちの中で大きな出来事はいくつかあったが、
千葉-仙台の400kmライド(2day)
千葉一周の520kmライド(2day)
東京ー新潟360kmライド(1day)
そして秋の富士ヒルはすごく印象に残っている。

夫婦でロングライドに挑戦するという企画は
辛いこともあったし、その分得られた物もあった。
辛い経験を共有したYOPIさんとも
夫婦の絆と言うと少し違和感があるが
【仲間】として絆が強くなった気がする。
夫婦であると同時に、友人のような存在でもあって、いつも一緒に練習した仲間でもある。
そのことの捉え方は人それぞれかもしれないが、僕にとってこの絆はすごく強いものだと思う。

今年は自粛期間を除けば、好きなだけ走ることができた。
それも趣味を理解してくれるYOPIさんや、職場の仲間のおかげだ。

stravaで作成してくれた総括の写真。
総走行距離は16000km
過去最高だけれど、正直「そんなに乗った・・?」という感覚。
沖縄もニセコもなく、富士ヒル前はロングライドもせずにヒルリピートばかりだった。
変わったのはレースの有無なく平日に乗る頻度が上がったことだと思う。
獲得標高は130796mということだけどあまりピンとこない。
ただ富士ヒルの試走だけで7回、本番入れて合計8回も登った。
これは自身の中で大きな影響があったことだった。同じ山を何度も何度も登ると、
走り方がわかってきたり、機材の変化の影響や、ウェアの影響など、
色んなことを見られるようになった。
この経験は富士ヒル以外の場面でも、細かいことに気を配るようになったきっかけだった。
バイクはもちろん、チューブ、タイヤ、バーテープ、空気圧、ヘルメット、ソックス、シューズ、クリート位置、サドル、ポジションなど
一つのことを変えるだけで走りが少し変わる。その積み重ねで自分のベストを探していく作業がすごく面白かった。

今年の総括の中で平均速度というものがあった。

平均速度は25km/hらしい。
去年のデータがないのでこれがどうだか比較できないが、
何となく個人的には満足だった。

今年のロングライドは、
休憩をあまり取らなくなった。
もちろんグルメや観光、動画撮影をメインにしたライドはそんなことはないけれど。
基本的にはノンストップで補給食や水分が足りなくならない限り
休憩せずに止まらないで走り、
経過時間をより短く走る練習を繰り返していた。
これはキャノンボールの対策だ。
ただこれもまた楽しかった。
どれくらいのペースなら自分は○時間○w保つことができる。
走っていると○○筋から疲れてくる
補給はこんなタイミングでとると足が痛くならない、
水分量、カロリー、補給食の内容はどうか
どんなポジションで走ればパワーを節約できるか
などなど考えることがたくさんあって、
それぞれを突き詰めていく作業がとても楽しかった。

そんな工夫や反省の繰り返しで出た平均速度は25km/h
他人がどうかわからないし、もっと速い人はたくさんいるだろう。
それでも今年1年の試行錯誤でロングライドを速く走るという点で
自分は進歩したと思う。その結果の数字だから満足だ。

来年はもっと速くなる
そしてレースも、
キャノンボールも、
富士ヒルも、
目標を達成できるように走る。

もう一つ、来年やりたいことがある。
こうして自由に走らせてもらえる環境に改めて感謝し、
その分周囲に恩返しすることだ。

いつもブログや動画を見ていただきありがとうございます。
また来年もよろしくお願いします。

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