おたふく手袋とは??
おたふく手袋といえば作業用手袋を中心としたワークウェアを販売するメーカーですが、そのインナーやアクセサリーの機能性・コストパフォーマンスの高さがロードバイク乗りの中でも注目され話題となりました。
以前に夏物のインナーに関して私たちの動画でご紹介させていただきました!
圧倒的なコストの安さなのに、性能自体は大手の自転車ウェアメーカーの性能と互角かそれ以上のものでした。
今回はそんなおたふく手袋から発売されている防水ソックスを試してみました。
防水ソックスの第一印象は微妙?
2780円税別というスポーツ用のソックスでは”普通”な値段。
すごい高いわけではないけど、安くはない・・?
ただ防水のウェアはあってもソックスは自転車系のウェアだとあまり聞いたことはありません。
どちらかというとシューズカバーというアイテムを浸かって雨の侵入を防ぎます。また気温の低い冬の寒さに対してもシューズカバーを用いて足先が冷えないように対策します。
ただ真冬はカバーを使用しても寒いものは寒いし、シューズカバーで高機能なものはやはり高い・・。(1万円超えも・・)
もし雨でも足が濡れず、かつ寒さに対しても抵抗がある靴下があったら最高ですよね・・。
ということでそんな期待を込めてこのフーバー防水ソックスをテストしてきました。
まず履いてみると・・・
えぇ・・こりゃだめだわ・・・
というのが第一印象。まるでシューズカバーを履いているよう。靴下と足先の隙間を感じます。RxLやFootMaxというソックスを最近はメインで使用していますが、それぞれ優れたフィット感や滑り止めなどの工夫がされており、履くと速くなるような実感まではなくとも履き心地は良いです。しかしこのソックスはガバガバ。本当にシューズカバーを履いているような感覚です。
ただし、
意外とシューズを履いてしまえば気にならない。
結局ソックスよりもシューズのフィット感の影響の方が大きいので、BOAを締めてしまえば気になりませんでした。
たださらにちょっと気になるのが裾のところ・・。ややキツい印象です。まあずり落ちなさそうだししっかりしているといえばそんな感じ。(このきつさには意味があった。後述)
防水ソックスの実力は?
実際に雨の中、グラベルロードでMTBコースまでの往復とコース内でのライド1時間半行い、ソックスの実力をテストしました。
結果的に言えば、買いだと思います。ただ少なくとも雨に対して無敵ではないです。
ただ微妙なところもあるので細かく話していきます。
スタートして30分はかなり感動しました。
ガッツリ雨が降っており、上のジャージやビブショーツは速攻でビショビショ。明らかに冷たいです。
しかしそんな中、ふくらはぎ〜足先だけは全然冷たくない。たぶん全然濡れてない。
防水ソックスすげえええええええ!!ってなりました。
公式ホームページによると、防水シート含む3つの層でソックスができており、雨や冷たい風をシャットアウトしてくれるとのこと。
真冬でのライドではありませんが、雨の中にも関わらず足の寒さは感じませんでした。
ただ微妙な点もありました。
→ソックスの中に雨が入ったら終了。
圧倒的な弱点がこれ。
開始30分は全く気になりませんでしたが、かなり強い雨に打たれたからか、ペダリングの際に隙間ができてしまったのかソックスの中に水が入ってしまったようでした。そうするともう、、ずっと水と一緒。防水シートが水をソックスの中に閉じ込めてくれます。。涙
ソックスの裾がややキツめだったのも納得。
家に帰ってから玄関の前で靴下を脱ぐと水がドバーっとでました。笑
防水性能がこんなデメリットを生むとは・・・。
ただ、、、
普通雨ならビショビショになるのが当たり前のソックス。
ソックス自体に防風性能も防水性能もあり3千円しないというのは普通に見ればかなりコストパフォーマンスに優れていると思います。またもし真冬であれば防風性能はかなり大きなメリットになります。フィット感の微妙さについて述べましたが、メリットを見れば重ねてソックスを履くことが容易であるということ。寒い冬はソックスを重ねることが多くありましたが、変に圧迫感がありました。このソックスではそれが解消されそうで、さらに防風性能。2枚めのソックスという点では本当に言うことないです。
このソックスだけで無敵・・とは言えないが、他の自転車用ソックスにはない防風や防水性という独自性があり、
かつその機能で言えばコストも安い。これからの季節には活躍が期待できる。。個人的にはめちゃくちゃ買いだと思います。
コメント