バーニングマンレース参戦レポートby YOPI

こんにちは、YOPIです!

2020年8月30日、3年ぶりに開催となった
「BURNING MAN RACE」に参加してきましたー!

コロナ禍の影響で参加予定だったイベントやレースが次々と中止・延期となり
なんと今年になって初のレース参戦。
正直、緊張やらワクワクやら不安やらで
前日はほとんど寝付けなくて、当日もずっとソワソワしていました(笑)

ロードバイク部門は
ソロ2時間(男性・女性)
ペア2時間(男性・女性・男女混成)
チーム3時間(男性・女性・男女混成)
おかわりBURNING(男性のみ)に分かれており
今回、TOMIと私はそれぞれロードソロⅡの部門にエントリー。
申込みの関係でAM11:30からの【ペア&ソロの部(2時間)】で出走しました。

少し遅いスタートだったので前泊はせず、AM7時過ぎに自宅を出発。
渋滞もなくAM9時頃には会場に到着。
(車中は爆睡させてもらいました、ありがとう旦那様!)
受付したり、テントを張ったり、知り合いや友人に挨拶したり、
のんびり準備をしながら試走時間を待ちます。

今回のコースは、熊谷スポーツ文化公園の特設コース(1周2.78km)。
ド平坦ではありますが、特設なだけあり
コースはコーンで仕切られており幅員は狭め
テクニカルなR字や90度のコーナーや
小さな段差、石畳もあるような難易度高めのコースでした。

試走

AM11:00。
すでに気温は35℃を越えており、ただ立っているだけでも汗が止まらず
うだるような暑さ。
午前中のロードⅠ部門で走り終わった方々が屍のようにピットに戻るのを横目に
震えながら試走へ(笑)

テクニカルなコースであること、久々のレース・集団走行であること
とにかく落車や事故を避けるためにも、TOMIの後ろに着きながら
路面やコースの注意点を教えてもらいます。

もうこの時点で暑さで死にそう。。
TOMIからは「心拍数175を越えないように。やばいと思ったらすぐに休みな」と
アドバイスを受け、とにかく2時間走りきれるようにペース配分しなきゃなと思いました。

レース開始

AM11:30。
定刻通り2時間の部が開始。
試走からそのまま列に並んだので、前方をゲット。
サイタマサイクルプロジェクトの選手達によるローリングでスタートします!

正直このローリング期間が一番怖かった。。。
前方に行きたい人がコーンギリギリで追い越してきて
リアホイールでコーンを弾いてしまったのか、いきなり横からコーンが吹っ飛んできました(;O;)
ギリギリかわして脚に当たっただけで済みましたが、あわや大落車になるところでした…。
超怖かったので、そこからは積極的に声を出して周囲に注意喚起をしていきました。

リアルスタート時には、集団の真ん中くらいに。
速度がかなり上がっていたので、良い集団がないか探していたら
サイタマサイクルプロジェクトの井出選手が前に出てくれました!
結構なハイペースでしたが、せっかくなので着かせてもらい
ここから約1時間は井出選手の後ろで走らせてもらいました。

3周くらい走ってふと後ろを見ると、かなりの大集団になっている…!
ずっと2番手で走っていたので、交代要求をしようかと思いましたが
このコースはカーブからの立ち上がりが4箇所あり
後方にいるとかなりのインターバルがかかることが分かったので
敢えて2番手をキープし続けました。

コーナリングや立ち上がりが前々から自分の課題だったので
コーナー時は井出選手のラインをなぞるようにして
立ち上がりは誰よりも速く踏み始めるようにしました。
多分この1時間が一番コーナリング上手くいっていた気がします。

1時間経過した時点で、井出選手が
「ここからは頑張れ!」と笑顔で後ろに退いていきました。
ずっと前を牽き続けてくださって、本当にありがとうございました!!!

ただ、この後が地獄でした・・・

ペースメーカーが不在となった集団は
コーナー後の立ち上がりが急激にペースアップし中切れが多発。
何度も中切れを埋めようとしましたが、そこで脚を使ってしまい私もドロップ。。

ふとサイコンを見てみたら1時間の平均心拍数が185を越えていました・・・
気温も37℃を越えており、急激にガクンとダメージがやってきた感じです。
急いで水分と補給食を摂り、頭から水をかけて気持ちを切り替え
新しい集団を探しながら走ることにします。

が!!
集団もかなりバラけていてなかなか見つからない…。
気づけば20分くらいは1人旅か、数人のパックで走ってる方に少し着かせてもらったりしていました。
パックで走っていると何人か合流し、先頭交代しながら走りましたが
人数が多くなってくるとコーナー後のペースアップがキツくなり
中切れ→集団分裂のような場面が多くなっていました。

一度は175くらいまで下がった心拍も、またしても急上昇してきてしまい
立ち上がりの度に198まで上がるという地獄のインターバルでした(;ω;)
と、この辺りで一度集中力がプツンと切れてしまいました。。
同時に身体から全く汗が出なくなっていること
全身に鳥肌が立って寒気がしていることに気づきました。

「あぁこれはやばい」と思い、一度集団から離れました。
残り時間は30分。
このままのペースでは完全に持たないし
自爆して倒れて誰かに迷惑をかけてしまうのだけは絶対ダメだと思い
補給をしながらしばらく右端をゆっくり走りました。

ごく僅かしかない木陰の部分も全然涼しくなくてげんなりしましたし
ボトルの水は熱湯になってるし
ピットインして休もうかなとか
もうDNFしちゃおうかなとか
何度もネガティブなことを考えましたが
ホームストレートに行く度に、本当にたくさんの方が大声で声援を送ってくださって
もうそれが嬉しくて嬉しくて。。。
最後まで自分の力を出し切ろうと奮い立ちました!

ただもう踏む力は残っていなくて
淡々と自分にできるペースでひたすら脚を回していきます。
ラスト5分・・・
ここで後ろからTeam GOCHIのひろみさんが集団と共にやってきました。
私の前にずっと同カテゴリーの女性がいなかったので
ここまでは1位だったようですが、ペースダウンしてしまったせいで
追いつかれてしまったようです。

なんとか追いつこうと踏んでみましたが
途端に目の前が真っ暗になり、激しい動悸で息が出来なくなったので
諦めて残りはゆっくり回ることにしました。

結果

2時間2分31秒で24周回。
2時間の部Ⅱ 女子ロードで2位という結果でした。

TOMIも男子ロードで3位と大健闘!!!!
夫婦揃って表彰台に乗るという一つの夢が叶いました!

ただ、レース直後は2人とも一歩も動けず。。。
TOMIは全身が攣ってしまったようでその場に座り込んでしまいました。
ここまで出し切ったんだな、と素直にその努力に感動しました。
が、私も暑さと疲労と喉の渇きで完全に思考停止…。

命の水を浴びてようやく回復しました!(笑)

感想

●表彰台に乗れたこと
●2時間しっかり完走できたこと
●落車などの事故やぶっ倒れることが無かったこと
に関しては本当に良かったと思っています!

ただレースの内容は全然良くなくて
●オーバーペースを避けて、自分の実力に合ったペースで走行すべきだった
●集団内ではもっと声かけをすべきだった
●インターバル耐性がまだまだ弱かった
とたくさん反省点があります。

最後の最後に抜かれてしまい順位を落としてしまったことは
正直とても悔しいですが
去年までなら泣いて喜んでいた順位を悔しがれるようになったのも
一つ成長できた証なのかな、と前向きに考えるようにします!

今回のレースで、成長できたこと、課題となることを
たくさん見つけられました!
そして何より、あんな暑い中でもめちゃくちゃ強い方々を見て
本当に良い刺激をもらえました!!
また次のレースに向けて頑張っていきたいと思います!

会場で声をかけてくださった方々
暑いのにレース中ずっと応援してくださった方々
素敵な写真を撮ってくださった方々
本当にありがとうございました!!!!

PS.
レース後にGOCHIのひろみさんに挨拶させてもらいましたが、
めっっちゃくちゃ綺麗で華奢で美しくて
すっごく強いのにすっごく丁寧で優しい方で感動しました!
もう色々と完敗です!!!!(笑)
ありがとうございました!!!!!

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