4/16 身長170cm。クランク長165mmと170mmどっちがいいか

この日の練習はL3 1時間
翌日に朝練があるので軽めに。
やっている時は軽くないのだけれど。

1:27:43 41.3km TSS85 NP186

クランクの話

身長ちょうど170cmです。よくもっと大きく見えると言われます。
顔が大きいだけです。足が短いのです。
とそんな私ですが、クランク長に悩んでいました。

元々ショップでクランク型パワーメーターを購入する時に、何も言わずに165mmから変わった170mmのクランク。
当たり前のようにショップの店員さんが何も言わずに選んだそのクランク長を僕も疑わずに使っていました。
そのまま3年。
YOPIさんがフィッティングで155mmのクランクを使うように勧められました。
後で聞いて「そんなのあるんだ笑」と笑っていましたが、
詳細を聞くうちに自分のクランク長に疑問が。。

自分で言うのも悲しいですが僕は足が短い。
体は比較的柔らかい方。よくある前屈ならベタっと手もつくし、開脚前屈でも胸がつく。
ただそれでも足の長さに合わせると上死点で股関節屈曲の可動域が足りずにが詰まってしまう。
それを防ぐためにサドルを上げる。サドルが上がると上死点で股関節屈曲角度が減るので詰まりがなくなる。
しかし下死点で骨盤が下がる代償が起こるようになる。
これはクランク長が長すぎるのではないかと考えるようになった。

というわけでYOPIさんが使っていた165mmのアルテグラクランクをMERIDAに取り付けて試す。

そこで感じた違いは、
・トルクをかけたペダリングがしにくい(後ろ乗りからの大きな動きがしにくい)
・ダンシングのタイミングがシビアになる(荷重の移動が遅れやすくなる)
・ケイデンスが上がりやすく、心肺機能に負荷がかかる

ということ。変えたばかりではメリット以上に、パワーのかけ方が分からずに「イマイチ」だと思った。
ただそれは165mmから170mmに変えた時と一緒。
しばらく使ってみないとわからないと2,3000kmは乗り込んだ。

不思議なもので今はどちらで乗っても同じように回せるようになった。慣れだ。
そしてそこで僕がどちらを選んだかというと、
「165mmクランク」だ。
選んだ理由は前述したとおりに、ポジションの問題。股関節上死点でのつまり、下死点での骨盤の傾きだ。
これは165mmだと改善した。だから速くなったわけではないというのが素直なところだけど。
骨盤の後傾や傾斜が起こる人で速い人を見ないというのが理由。体幹が動く人はいるけれど、骨盤はどっしり固定されている印象だった。
いつかこの小さな代償動作がリミッターになってしまう、または今すでになっているかもしれないと思った。

クランク長が短くなると、その分ペダリングのトルクをかけられる周長みたいなものが短くなる。
ただケイデンスでシャカシャカ回すだけならどちらも大差ないけれど、トルクをかけながらペダリングをするのは少し難しい。
ただタイミングとか体の使い方の問題で慣れてくると同じようにできるようになってきた。ダンシングも含めて。
一般的にかどうかは知らないけれど、クランク長が短くなると「ダンシングがしにくくなる。」という。
すごくよくわかる。でもやっぱり慣れだなと思った。今はどちらでも変わりない。

逆にあまり練習の機会がないスプリント。これは170mmの方がいいと思った。
でもその前にまずその場面まで残ること。今の僕には優先度は一番低い気がする。

ということでクランクを買った。
タイミングは多分悪い。笑


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