ある知り合いとたまたま遭遇した時、ホイールが変わっていた。
話を聞くと、「アルミだけどめちゃくちゃ良い、今までで一番登れる。」と物凄く嬉しそう。
そのホイールは全く見たことがなかったので名前を聞くと「○○さんの手組です」と共通の知り合いの名前が出てきた。
「3万円くらいです。」と言っていた。この前までROVAL CLX50使ってた人が3万円のホイールを今までで一番登れると・・・。
そんなの気になるじゃないですか・・・・
妻いわく「BORAがあるのに別のホイールを買うのは意味がわからない」と。
至極正論だ。「でも3万円でBORAより良いならいいんじゃない?」と。
まじ女神さま、買う買わない置いておいてその理解に感謝です。
そもそも売ってもらえるような感じかもよく分からないけども。
善は急げですぐにアポを取り、今日話を聞いてきました。
すごく難しいけれどまとめると、
BORA35の方が速いです。
軽さだけでなく、横剛性が重要です。
と教えてくれた。
ただこれもオススメですと勧めてくれたホイールがこれ。
カーボンリムでつくったホイールでリムだけの重量が片側370gくらいとすごく軽い。
リムハイトは38mmでリムの内幅はc19。ワイドリムってほどではない。
実測重量がリムテープ込みで前後1365g。しかもチューブレスレディ。
「激坂なら軽ければいいですけど、富士ヒルくらいの緩斜面ならこれくらいが良いと思います」
と、このホイールを紹介してくれた。原価で8万円くらいらしい。
既製品のリムがあってそれで組んでいるのかと思ったら、工場に自分で注文していくつか作っているらしい。
ノルマみたいのがあるらしくある程度の本数を買わないと注文できないけないけれど、それでも作ったらしい。
そのうえ積極的に自分から声掛けせず知り合いだけにほぼ原価で売る職人気質。
乗ることよりもホイールを作るほうが楽しくなったと話していた。
話していて趣味の域ではない知識量にびびった。笑
もうひとり知り合いがホイールのメンテナンスをその方にお願いしに来ていて、本当に自転車屋さんみたいだ。
そのまま3人で軽くサイクリングに行きましょうということだったけど
全然軽くなかった。笑
2:05:26 61.63km NP216w TSS181
パワメが気温のせいか高ぶれしていた気がするけれど、どちらにせよキツかった。
一人は3ヶ月くらい全然乗っていなかったというけれど、ほぼ休む暇なかったです。
しっかりアップダウンのあるコースを走ってホイールを試したけれど、いろいろ感じるところがあった。
ダンシングたのしい。
かるい。
これに尽きる気がする。
全然伝わらないことを覚悟で表現すると、
BORAでダンシングすると大きなバネで進んでいるみたいによく進む。
手組は大きいゴムの塊を踏み込んでいるみたいに進む。
書いていて訳がわからないけれどそんな感じ。笑
バイクって振りすぎたり斜めに踏んでしまうとたわんだり、推進力に変わらない無駄な力が出る気がする。
でもこのホイールはどんなに踏んでも雑に踏んでもよく進む。
今まで使ったホイールだとRoval Cl50は丁寧に縦に踏むと進むけれど、振るとあんまり・・だった。
僕にとって雑に踏んでも進むというのは「縦の意識をしなくても良い」という意味だなと書いていて思った。
横剛性が高く、縦には柔らかめらしい。縦とか横とかわからないけど乗ったら少しなるほどなと思った。
弱点というか、今のBORAすごいなーと思ったのは下り。
下りで転がりの良さを判断するのが自分の基準なんだけど、
下りはBORAが速かった。というかたぶんタイヤだ。
goodyearが速い。転がりだけみればもっと良いのはミシュランパワータイムトライアルだけども。
GP5000含めてこの3つはやっぱり良いと思う。
コメント