こんにちは、YOPIです!
今日は私の愛車、CANYONの話をしようと思います!
CANYONってどんなブランド?
2001年からロードバイク製造を開始した、ドイツのブランド。
比較的新しいメーカーですが、海外の有名チームにフレームを提供しており
コロンビア代表のナイロ・キンタナや、スペイン代表のアレハンドロ・バルベルデの活躍などによって
一躍有名になり、ここ数年は日本での人気も高まっています。
CANYON最大の特徴はなんといっても、
オンライン通販のみの販売になることです!
CANYONのHPから商品を選び購入手続きを取ると、ドイツから直接自宅に届くというシステム。
店舗を通さない分コストが抑えられるので、プロが使うような質の高いバイクを低価格で購入することができます!
CANYONは扱っているバイクの種類もかなり豊富なので目的や用途に応じて適したバイクを選ぶことができます。
■ロード(レース・ロングライド・グラベル・シクロクロス・トライアスロン)
■マウンテン(エンデューロ・クロスカントリー・ダウンヒル・ダートジャンプ・トレイル・ファットバイク)
■アーバン(コミューター・シティバイク)
■フィットネス
CANYONを選んだ理由
そもそもロードバイクを始めた時は、正直ブランドも全く知らないし
性能がどうとか、目的がどうとかも何も分からず、ただ見た目がカッコいいのと
セールで60%OFFになっているっていう理由だけで1台目を選びました。
1台目はRIDLEY FENIX AL
ただ、「もっと速く走りたい!」「レースに出て良い成績を取ってみたい!」と思い始めた時に
かなり真剣に2台目の購入を考えるようになりました。
理想としては【軽くて、テキパキ進んでくれて、ヒルクライム向き】
だけど【低身長の女性用も取り扱ってるブランドで、且つ値段は抑えたい】
というワガママ放題の要望に、夫を始めほとんどの人は「う〜〜ん…」と首を捻っていました(;_;)
そこで!!!
何ヶ月も調べに調べた結果、CANYONに行き着いた訳です!
私の理想をほぼすべて実現してくれたといっても過言ではないCANYONを選んだ理由をお話します。
なんといってもコスパが高い!
私が選んだバイクはUltimete WMN CF SLX disk 8.0(完成車)です!
軽量でヒルクライムやロードレース向きのオールラウンド系のモデルになります。
写真は現在販売しているDi2モデル
¥369000
フレームはオールカーボン製、コンポはSHIMANOのULTEGRA、ホイールはDT Swissのアルミ製軽量ホイールが付いて
且つディスクブレーキ搭載のバイクです。
それぞれの単価を計算すると、「え!?フレームほぼタダじゃん!!」ってくらい驚きのコストパフォーマンス。
他メーカーで同様のグレードを探すとプラス20〜30万円は当たり前。
この値段で、プロが使うようなグレードのバイクに乗れるのは本当にすごいと思います!
サイズが豊富!
そもそも海外ブランドのロードバイクはサイズ設計も海外向きなことが多くて、
特に低身長の女性にとっては悩ましい問題です。
欲しいバイクがあってもサイズがなくて断念したという方は少なくないと思います(´;ω;`)
私も身長154cmのホビット族なので、ここがかなり大問題でした。。
何度か少し大きめのバイクを試乗しましたが、とにかくしっくり来ない!
「乗っている」というより「乗らされている」感が強かったのを覚えています。
CANYONは女性専用バイク(WMNモデル)とユニセックスバイクの両方があり、
WMNモデルでは身長145cmから乗れる3XSサイズも展開しています。
体重や手足の長さを考慮したフレームの剛性やジオメトリー設計になっているようで、
身長に関係なく、乗り心地や操作性が良いバイクに乗ることができるというのが
購入する決め手になりました!
身体にしっかり合ったバイクは
乗っていてとても心地良い!
発注から完成まで
これは動画にしているので、是非観ていただきたいのですが…
とても簡単に説明すると↓のような流れになります。
step1 CANYONのHPにアクセスして欲しいバイクを選ぶ
step2 自分の身長・股下を測り数値を入れる→フレームサイズが分かる
step3 サイズを決定したらカートに入れる
step4 住所や支払い方法などを選択し注文を済ませる
step5 カードなどから料金が支払われると発送開始
step6 大体10日〜2週間ほどで到着(在庫・配達状況による)
step7 輸入時の消費税は配達員に直接支払う
step8 自分もしくは持ち込み可のショップで組み立てる
ほとんど普通のネット通販と同じですね!
CANYONのHPは日本語対応なので分かりにくいこともなく、
配送や配達の状況などもメールで確認できるのでとても安心できました。
組み立てに必要な部品や説明書はちゃんと同封されていますし、
前輪、ハンドル、サドル、ペダルを取り付けるだけで終わります!
乗ってみた感想
2018年11月から乗り始めて約1年半が経過しました。
その間にヒルクライムレース、ロードレース、エンデューロ、クリテリウム、ロングライドなど
色々経験してきたので、そこを踏まえながらCANYON Ultimate cf slx の感想をお伝えしたいと思います!
ファーストインプレッション
漕ぎ始めた瞬間、誰かに背中を押してもらっているような軽さと加速感。
「うわっ!!かるっ!!」と思わず声を出してニヤけてしまいました( ゚∀゚ )
今まで重量10kg越えのアルミバイクに乗っていたので、カーボンの乗り心地の良さに感動!
ULTEGRAの変速のスムーズさや、ディスクブレーキの制動性の良さにもニヤケが止まらない!笑
ヒルクライムにも早速行ってみましたが、
踏んだら踏んだだけテキパキ進んでくれて、ダンシングもしやすくて、
今までよりタイムがかなり短縮できていました!
フレームの剛性は1台目のアルミバイクと比べるとやや硬いと感じましたが、
脚へのダメージはそこまで強くなく、1〜2ヶ月ですぐに慣れることができました。
レースで使用してみて
実際に目標にしていたヒルクライムでは効果が抜群だったのか、
購入後半年で出場したハルヒルでは年代別7位入賞。
富士ヒルクライムでは1時間53分から1時間32分への大幅タイム短縮。
2019年東京ヒルクライム檜原ステージでは女子総合3位入賞。
という結果を出すことができました!(もちろんバイクの影響だけではないと思いますが。)
小回りのしやすさやストップアンドゴーの加速しやすさから、クリテリウムのような周回レースでも使いやすく
長時間のエンデューロレースでも結果が出るようになりました!
正直、CANYONを購入してから自転車に乗るのが楽しくなり
たくさん練習が出来たというのも、結果につながる要因になったのかなと思います!
1年半使用してみて
最近ではレースやヒルクライムだけでなく、200kmを超えるようなロングライドも増えてきましたが、
路面からの突き上げや衝撃が少ないので、ストレスなく乗ることが出来ています。
Ultimateでも乗り心地が良いので、Enduraceはどれだけなんだろう…!?と
ちょっと気になってしまうくらいです(*´∀`)
ディスクブレーキは、一度使うとリムブレーキにはもう戻れないくらい快適で
特に長いダウンヒルや雨の日のブレーキングでは無くてはならない存在になっています。
デメリット
ここまで良いところばかりお伝えしてきましたが、
最後にCANYONを購入して使ってみて感じたデメリットをお話します。
持ち込み可のショップを見つけないといけない
CANYONは正常な使用状態で万一の不具合や製品不良があった場合、2年間の保証(無償)があります。
また、自転車を送れば定期点検やオーバーホール(自転車の車検みたいなもの)も有償で行ってもらえます。
ただし!
「ちょっとした不具合だからすぐに見て欲しいんだけどなぁ」
「自転車を送ってから返って来るまでずっと乗れないのはキツい!」
と思うことは多々あります。
そうなった場合、直接の販売店はないので
自分でメンテナンスを行うか、
CANYONの持ち込みを許可してくれるショップを見つけないといけません。
あいにく私も夫もメカニックには強くないので、簡単な整備くらいしかできません(;ω;)
なので必死に探しました!
通える範囲の自転車店に電話をかけてみたり、友人から情報を教えてもらったり…
そしてようやく2軒見つけることができました!
やはり大手の自転車店は断られてしまうことが多く、
個人で経営しているようなショップだと比較的受け入れてもらえる気がします。
購入を検討している方は、まず持ち込み可のショップを見つけておくことをオススメします!
ホイールの選択肢がない
これはWMNモデルの3XS・2XSサイズを購入した・する予定の方に限った話になってしまいますが…
本来ロードバイクのホイール径は700cというサイズのものがほとんどです。
他メーカーの低身長モデル・女性用モデルでも、700cのホイールが選択されています。
が!!
WMNモデルの3XS・2XSサイズの完成車バイクには650bという特殊なサイズのホイールが付いてきます。
700cよりも一回り小さいホイールで、MTBやグラベルバイクなどではメジャーに使われているようです。
650bのホイール自体は小回りが効いて、乗りやすく、バイクのサイズにも合っていてとても良いのですが
グレードアップしたいと考えたときに、ロードバイク用の650bホイールというのが本当に無い!!
国内・国外通販を片っ端から調べてみましたが、どれもMTBやグラベル用ばかりでした。
CANYONやDT Swissにも販売してくれないか聞いてみましたが、
個人とのやり取りはしていないとのことで断られてしまいました(;ω;)(;ω;)
この点に関しては正直一番のデメリットだと感じています。
650b用のタイヤやチューブは国内のネット販売(Amazonなど)でも手軽に購入できますが、
ホイールのグレードアップができないのはちょっと辛いなぁ。。
今のホイールもアルミの中ではかなり軽量モデルなのでそのまま使用していくか、
決戦用に手組みホイールを検討しているところです。
まとめ
CANYON乗ってみてぶっちゃけどうなの?ということで色々お話ししてきましたが、
「こんなにコスパが良いバイクは他探してもなかなかない!!」
というのが結論です。
初めての1台にするのも良し、2台目・3台目の候補にするのも良し。
きっと満足できると思います!!
色々種類があるので迷ってしまうと思いますが、
皆さんにとって最適な1台が見つかりますように!
そして私もこの相棒と共に、さらなる成長を遂げていきたいと思います!!
CANYONに関連する動画はこちらから!
コメント
canyonは、ロードバイクを購入考えた時の候補でした。
ただ、やはりメンテナンスですね。
何軒か確認しましたが、近くに面倒見てあげるよってショップさん無かったので断念しました。
今でも乗ってみたいバイクではありますね。。
いつもyoutubeで楽しく拝聴させていただいております。
TREK Emondaの納車おめでとうございます!
自分は今現在2台目のロードバイクを探しています。
そこで CYNYON Ultimate と今回購入したTREK Emonda の比較を教えてください。
軽さ,コンポのグレード、コスパで行くとCYNYON Ultimateになるのですが、
そこからTREK Emondaに乗り換えられた理由があるのではないかと思った次第です。
何を目的に乗るかだとは思いますが、自分はかなり貧脚なのですが、
今年は楽しく楽にロングツーリングに望みたい(出来れば2台目で!)と思っています。
お忙しいとは思いますが、よろしければご返信いただければ幸いです。
※自分たちも夫婦で週末サイクリングを楽しく過ごすことを心掛けております。