4/26 本当に速いバイク

4/26は練習なし。でも考えさせられることがあった。

普段specializedのVENGEに乗っているチームのまこっちさんが、前日の実業団レースで脚がボロボロと言ってGDRというバイクで富士チャレに出ていた。結果は2位。脚に優しいフレームだから最後まで走れたと言っていた。

脚に優しいフレーム。最近で言えばTREK EMONDAだろうなと思う。YOPIさんのバイクに何度か乗らせてもらい、サイズが小さいフレームなのにしなる感じでかつバネみたいに力を返してくれるような印象だった。

ただハムスタースピンの福田さんいわく、速いバイクというのは硬いバイクだと言う。トルクをかけた時にそれをそのまま推進力に変えてくれるバイクが速いと。バネ感というのは、推進力にならない方向にかかるパワーがかかった時にそれを推進力に変えてくれている時に感じるもの。でも必ずそこにはロスがあり10の力が10になっているわけじゃないと言っていた。ただだから硬いバイクを薦めていると言うわけじゃなくて、このバランスを見た方が良いというようなニュアンスの言い方。

この話を聞いて感じたのは2点で、

・最も速いのは、「ロスのない高い技術のペダリングで硬いフレームに乗ること」

だけれど

・ほとんどの場合は「バネ感の感じるようなフレームの方が速いのでは?」

ということ。ペダリングに正解はない…人によって違う…とよく言う。でも高いレベルにある人のペダリングには言語化できないような共通点はあって、結果としてそれはロスのないペダリングなのではないかなと思う。ただペダリングをするのは人間なので、どんなレベルでも一日に何万回というペダリング全てでロスのないペダリングというのは難しい。

硬いフレームで脚に跳ね返ってしまい後半踏めなくなっていくよりは、バランスの良いバイクで最後まで走り切ることができる方が、結果的に速いのかもと思う。

僕はVENGEで速くなると決めた(予算的に、そして妻の目的にw)

だから乗り換える気はないけれどもし次に選ぶとしたらその辺りのバランスも見たい。

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