富士ヒル試走7本目(9/19)

富士山の試走も7回目。金曜日に前泊して朝はのんびり。

来週の本番に向けて、できることはやってきたので今回は力試しを兼ねてタイムアタック。7回の試走で全力で走るのは2回目。

ペースや強度を決めて走る試走と違って今の力がわかるタイムアタックは毎回怖いし緊張する。特に本番前ラストの試走。不安。。

ほとんどの試走で自分のパワーを過信して前半突っ込んで後半垂れるの繰り返しだった。同じL4という強度でも、20分と1時間では違うし、1時間と1時間15分も維持できるパワーは違う。そんな当たり前の事に今回の富士ヒルの準備で気付くことができました…当たり前なんだけど自分の中で大きいことだった。

今回は機材も本番と同じ仕様で、言い訳ができないように。

MERIDA スクルトゥーラ6000 サドルとシートポストも安いが軽量なTNIのものに変え、ホイールはBORA ONE にミシュランのパワータイムトライアル

筧五郎さんの真似して購入したタイヤ。いくつか試したけどタイヤは間違いなくこれが良かった。登りも平坦も下りこれが速い。gp5000と比べても短いレースやサーキットのエンデューロならこれが良いと思う。パンクしやすく耐久性もなく、ロングライドには不向きで弱点が多いけどその分転がりと軽さは凄く良かった。

試走をいつもより多くしたことでいろんな機材を試すことができたのも良かったところだと思う。VENGEとMERIDAの比較もできて良かった。

10時頃にスタート。YOPIさんと握手を交わしてスタート。夫婦なんだけど1番の練習仲間。頑張ろう。

1号目まではめちゃくちゃ調子良く回せた。心拍数はだいたい最大の90%ほど。きっちり4倍。脚も心拍数も余裕があった。ネットで拾った5kmのシルバー目安タイムとほぼ同じ。こんな感覚もタイムも初めてなので嬉しい。

1号目〜2号目もそのまま4倍キープで進む。垂れない。まぁどうせ4号目で酸素薄くなった時に垂れると思いながら出来るだけ維持する。

2号目〜3号目くらい?で知らない方にピタッと後ろにつかれる。(後で仲良くなる。笑)

たぶんレースごっこして遊びたかったのかなと思う。気持ちはすごくわかる。僕も友人とは同じことやるかもしれない。

しばらく引いた後に彼が前に出たので、引こうとしてくれてるのかなと思ったけどドラフティング使うと自分のタイムが分からなくなるのでペース落として行かせようとした。が、待ってくれてた。なんかドラフティング使わないことに意地になってたので、後ろに入らずそのまま前に出て引く。

今思えば本番前に本番チックな練習できたので素直に引かれたり引いたりすれば良かったと反省。

人に釣られずペースの上げ下げをせず一定に走ろうと意識する。でもすごく強い向かい風。ヒルクライムは風関係ないと思ってたけど富士山くらいの勾配だとしっかりしんどかった。

3〜4号目は向かい風に苦しんだのもそうだけど、パワーの割にスピードが出ない事実にちょっぴり心折れる。ただこのままいけばパワーのベストは更新。それはそれでいいかとこの時点で割り切る。なるべく垂れないようにだけ意識。

4号目超えた時にずっとついてきていた方が「楽しいですね」と話しかけてくれる。笑ってしまった。全然楽しくない!!笑

ここから少し話しながら登った。1番しんどい時に少しだけ気が楽になったけど、彼にペース合わせてたら吐きそうになったので「先行ってください!」と伝えると

「あと3kmっすよ!!」と。いつも自分がYOPIさんに言ってるような言葉でまた笑ってしまう。

すぐにラストの平坦区間になり、出来るだけ踏む。ここは追い風で40km/hくらい出た。エアロポジションだけ意識するけど200wくらいしか出ない。ここで踏めないのが弱いところ。

そのままゴールしてギリギリ自己ベスト。

料金所から78分24秒

75分は切るつもりだったので残念

正直力不足。

でもドラフティングや風向きなど運が良ければ目標達成できるかもしれないと思えるところまで来た。できることを確実にやって、準備を整える。やれることをやりきって少なくとも後悔のないよう頑張ります!

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