大磯クリテ初の女子スポーツ参戦。惨敗しました…!

YOPIです!

2021/1/17(日)に大磯クリテリウムに参加してきました!
結果はタイトルの通りで、出走3名中3位という残念な結果となってしまいました…。
ただ、得られるものは本当に多く、今後のモチベーションや練習のヒントをもらえたし
何より久々の大磯クリテはすごく楽しかった!!
というわけで今日はレースレポートを書いていきます。

準備

初めて大磯クリテに出たのが2019年1月。2回目が同年4月。
以上…!
自分でもびっくりしたんだけどまさかの2回しか出たことがなかったよう。。
2019年は取手クリテとか下総クリテにも出ていたようだけど
2020年は全くクリテリウムに出場していなかったみたい。

というわけで約2年ぶりの大磯クリテ。
女子のカテゴリーはビギナーとスポーツの2種類のみ。
過去2回ともビギナーに出場しどちらも2位だった。
男子のように、出場したカテゴリーで入賞したら次のカテゴリーに進むという規定はないけど、今回は女子スポーツにエントリー。

大磯クリテに出ようと思う女性はもはやその時点で強いわけだし
その中でもスポーツにエントリーしている方なんて超強者であることは間違いない。
自分の実力ではカテゴリー違いかな?とも思ったけど、
強い方たちの背中を見て学べることはたくさんあると思ったので思い切ってエントリーしてみた(正直震えてた)。

クリテに向けて「これ!!」といった練習をしていたわけではないけど
近所にある周回コースではコーナーをより安全に速く曲がることとか、立ち上がりのタイミングとかは意識して走ってた。
あとはスプリント練習も少し。
今までは480wくらいが最大だったんだけど、ギア・ケイデンス・タイミング全てが合えば550〜580wくらいは出るようになっていて驚いた。
本番ではゴールスプリントに絡めるところまで頑張りたい。。

レース前

久々のクリテということや、初のカテゴリーということもあって
レース前はどちゃくちゃに緊張してた。。
一人でいると吐きそうになってきたので、なるべくTOMIさんとか会場にいる知り合いと話して気を紛らわす。

出展ブースではおなじみのACTIVIKEさんとか、ハンドメイドサイクルキャップのcycloneさんとか
伊豆でお世話になったチェレステカフェさんとか、皆さんとお会いできて嬉しかった。

さらに実況には伊豆イチで一緒だった小野さんとらんどうさんがいて、ちょっと実況にお邪魔させてもらったり…!
会場でもたくさんの方にお声掛け頂き、とても嬉しかったし緊張が解けた。

試走前に15分くらいローラーでアップして、そのあと10分くらい試走。
試走では特にコーナーの確認と、風向きをチェック。
徐々に風が強くなってきていて、バックストレートで追い風、ホームストレートで向かい風になりそう。

本番

PM13:33。レーススタート。
女子カテゴリーはビギナーが14名、スポーツが3名の出走となり、混合でスタートすることに。
ビギナーは7周回、スポーツは15周回。
ローリングはそれぞれ3周。
おそらくレーススタートと同時にスポーツの選手がかち上げるだろうと思い、先頭〜2、3番手以内で様子を見てた。

photo by 猫天さん

ローリング終了とともに、予想通りスポーツの選手が一人飛び出す。
さすがにここから逃げるのは無理だろうと思いつつも、追わないわけにもいかないので距離をつめる。
後ろにはもうひとりのスポーツの選手がぴったりついていたし、ビギナーの選手もまだたくさん集団でいる状態。
序盤であんまり脚を使いたくなかったので、4番手くらいに落として様子を見ようとしたら
逃げはすぐに吸収されて、集団の速度が落ちる。
と同時に平塚側のコーナーに団子状態で差し掛かり、位置取りが悪かったせいでコーナーで詰まりかなり減速してしまった。
コーナー立ち上がったときには10番手くらいまで下がっていた。
ここからのバックストレートで集団が分裂。
真後ろに選手はおらず、先頭集団の一番後ろになったことに気づく。
ストレートの区間で少しずつ番手を上げるけど、先頭まではまだまだ遠い距離。
この状態で7周回目(ビギナー最終周)。
スポーツの選手が仕掛けたのが見えた。
すぐ後ろにもう一人のスポーツ選手、数名のビギナー選手が付いていく。
見えたし、反応も出来たけど、かなり後方に下がっていた私にはそこまで追いかける脚がなかった…。
先頭集団から千切れてしまい、第2集団で必死に追う展開。
正直この時点で、「あぁこのレース終わった…」と思ってしまった。

photo by 猫天さん

ただ、ありがたいことにこの周回でビギナークラスが最終だったことで
スプリントを邪魔しないよう、スポーツの選手2名が横に避けるようにして少し速度が落ちていた。
もうここしかない!と思って必死に踏んで2人に距離を詰める。
バックストレートでようやく追いついたと思ったら、また1名アタック…。
もう勘弁してくれーー!と思いながらも、もう1名の方とローテしながら必死に詰める。
この時点で序盤から追いかけまくっていた私のHPはすでに底をつきそう。
残り距離7周と見えて絶望する。
ただ、追いかけるのが自分だけじゃなくてもう1人いたことが力になって
声を掛け合いながら少しずつ距離を縮めていき、残り5周で逃げを吸収。

photo by 猫天さん

ここからは3人でローテを回しながら様子見。
ようやく少しペースが落ちてちょっとだけ楽になる・・・
のも束の間!!
残り3周前のホームストレート。
ちょうど私が先頭で交代を要求した瞬間にアタックがかかる。
速度を落としていたところからの、全力もがきでついて行こうとしたけど
10秒ほどしかパワーが持たず、徐々に離されていく・・・。

photo by アイラッチさん

ここで完全に脚が終わった。
今の自分の状態で2人に追いつくことはほぼ不可能だと思ったけど
たくさんの方が会場で応援してくれているのに、不甲斐ない走りは出来ないと思い
差を広げられないよう、とにかく必死に回した。
本当に苦しくて、ものすごく長く感じた3周。
おそらく10秒くらいの差だけど、短いコースでの10秒差は果てしなく遠く感じる。
ただ不思議と周りの声はよく聞こえていて
TOMIさんが「あきらめるなー!!!!」と必死に叫んでいたので大きく頷いて必死に走る。

photo by 海さん

結局ゴールスプリントに絡むことは出来なかったけど
ラストまで自分ができる精一杯を出し切ってゴール。

レース後

終わってからレースに出ていた他の選手たちと色々お話させてもらった。
動画やSNSを見て知ってくれていた方もいて、女子の知り合いが増えるのがすごく嬉しかった。
こういうのもレースに出た特権だなぁと思いつつ、今後も積極的に声をかけたりしていこうと思った。

結果に関しては、正直とても悔しい。
単純なパワーや持久力不足はもちろんだけど、そもそもレース運びがものすごく下手くそだった。
番手、位置取り、ローテのタイミングとか時間、アタックへの反応。
どれも全然出来ていなくて、完全に序盤から脚を削られまくった当然の結果だなと。
追いかけることに必死で、頭が全然回ってなかったし、周りを見る余裕もなかった。
自分から何かを仕掛けるということも出来なくて、ただただやられっぱなしという感じだった。

初めて出た女子スポーツというカテゴリーは、やっぱりかなりレベルが高かった…!
でも得られたものは本当に多かったし、強い方たちの走りを間近で見れて良かった!
また1から頑張ろうと心から思えました。

レース中の応援はもちろん、レース前後でずっとサポートしてくれたTOMIさん。
会場でたくさん声をかけてくれて、レース中もずっと応援してくださった方々。
一緒に走った女子ビギナー&スポーツの選手たち。
そしてこのような状況下でレースを開いてくださった主催者の皆様。
ありがとうございました!!

また来ます!!!

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