仕事が終わってから動画を少し編集し、19時35分に夜練に出発。もうめちゃくちゃ寒いので夜練は覚悟が必要。GARMINのログだと最低気温が3℃となっていたが、北風が強くてもっと寒く感じる。
ウェアは上下ともビオレーサーの冬用ジャージ。エントリーモデルらしいが値段はエントリーではない。笑 夏用のワンピースが気に入っていたので購入したけれど、レースではイマイチで普段使いに良さそうなジャージだった。かなり暖かいが、ストレッチも良く、ポケットも大きくて使いやすい。冬ライドの普段使いにはすごくいい。特にビブは良かった。上のジャージは、他のメーカーでもありそうな感じ。
インナーはおたふくのサーモデオ。速乾性もそこそこ。暖かさも冬用インナーとしてちょうど良い(10〜5℃くらい)。ただ何より安い。1680円。絶対もっと高くしても売れるのに…。すごくお気に入り。
そして何よりも今日はACTIVIKEのインソールを初めて試せる。理学療法士というリハビリの職種は、実際にインソールを用いるし、僕の担当患者さんでも何人も使った。理学療法士の作るロードバイク用のインソールはどうかというのがすごく気になっていた。
夜練のメニューは周回コースでL4を20minともがき4本
結果はギリギリL4くらいだった。YOPIさんが着いてきたので、コーナーの立ち上がりは抑えめに。他も気持ち抑えめに走った。それでもコーナー以外はほとんど250w近くで走っていたので、女子のレースならそうそう千切れることはないだろうなと思った。
楽しみにしていたインソールは、低負荷だとあまり効果は実感できなかった。良い気がする…?くらい。
でもL4でしっかりトルクをかけながら踏んでいると「おぉ…」となった。個人的に自分は、いろんな変化に敏感だと思う。クリートやサドル位置、シューズなど少し変えるだけで気になるタイプ。たぶん神経質。
それでも今までスペシャライズドなど含むインソールを入れての変化は結果的な体感だった。ライド中にそういえば膝痛くならなかったな。そういえばまっすぐ踏めているような気がしたな。とか。
でもACTIVIKEのインソールは劇的!!とは言わないけど意識すればしっかり変化がわかった。
まっすぐ踏める。のもそうなんだろうけどそれよりも踏み足から引き足への下至点の抜けが良くなった。また引き足で腸腰筋を使いやすい気がする。
だいたいインソールというのは、土踏まずの辺りを支える。この土踏まずのことを内側縦アーチという。踏む時にこのアーチが潰れて内側に足が倒れないようにインソールでサポートし、まっすぐ踏めるようになるという仕組み。ただこの縦アーチは実は外側にもある。
このインソールの作成者のにっしーさんに、このインソールは何が他と違うの?と聞いた時に、「外側の縦アーチのサポートがある」と話していた。
この外側のアーチを支えると、末梢の足関節から股関節まで運動の連鎖が起こり、腸腰筋という股関節の付け根の筋肉が働きやすくなるそう。
小難しくいうとそうだけれど、簡単に言えば踏み足だけでなく引き足まで考えたインソールだということ。理学療法士すごい。
友人が作成したインソール。あんまり良いことばかり言うのも信憑性に欠けるので粗探しをすると、、、
①かなりしっかりしたサポートなので最初に履いた時は違和感があった。(走っているうちに気にならなくなった)
②値段がそこそこする。(約1万円)
値段に関してみると、個人的に「結構するんだ!」と思った。ただ僕が今まで使用したインソールが安かっただけで調べるともっと高いものはいくらでもあった。このインソールがめちゃくちゃ高いというわけではない。でも、例えば自転車を始めたばかりの頃や、月に1,2回サイクリングを20kmくらいしかしていなかった頃の自分に勧めるかと言ったら勧めないと思う。シューズですら1万円しないものを履いていたし。
でも少しでも楽に走りたい、足や膝の痛みを解決したいなどの期待や悩みに、1万円投資できる人はいると思う。自転車に乗れば乗るほど、少しの変化の重要さが身に染みるようになった。1万円が高いか安いかは、その変化の価値の感じ方によって違うと思った。
個人的にはすごくワクワクする新しいアイテムだった。
まだまだ一度使っただけなので、ロングライドやヒルクライムなどいろんな場面で使うのが楽しみ。
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