6/27 「登りが速くなるにはどうしたらいいですか?」

利根沼田でのライド2日目。
みなかみ町というところに宿泊し、道の駅 みなかみ水紀行館という場所をスタート。
この日は110kmで2500m近く登るルート。
何の容赦もなく二日間とも登らされるルートを走らされるあたり信頼されているなと思った。
しっかり働きます(楽しみます)

この日も、前日も群馬の豪脚チームの方々と走る。
本当にみんな強いのだけど、やっぱりCOW群馬さんは別格。

毎回ではないけどゴールのわかりやすい15分〜30分くらいの登りで「ここからはフリー区間です!」とかツールドの人が言う
悪意を感じると同時に、「COM群馬さんにやられてきて下さい(動画的に美味しいでしょ)」という期待を感じる。
大人なので行くしかない。
富士ヒルシルバーをほぼミラクルで取った実力がクライマー軍団にどれほど通じるかわからないけれど、
とりあえず全力でついていく。

初日は中学生含む3人についていく。最初はツキイチ4.5倍くらいでスタート。
中学生が先頭を牽くタイミングで6〜7倍になる。
「あ、これわかりやすいくらい無理だ。」
なんとか5分粘るけど、すぐにドロップ。
5分パワーのほぼベストだった。

ついて行っただけでKOMとかTOP10入り。マイナー区間だと思ったら700人以上走ってる。
上毛三山の方は全力出しきった上で6分で千切れたので、残り13分くらいは地獄だった。

ただこの日も二日目もそうだったのだけど、COW群馬さんは登り終えた後下ってきて「もうちょっとですよ、ラスト〇〇mです!」などと声をかけてくれる。一人じゃなくて皆。これ本当に素晴らしいなと思った。すごくいいチーム。
二日目はすぐに真似て、下って一緒に登った。辛かった。貧脚が真似するもんじゃない。

初日も二日目もすごくいい景色。

二日目のCOWさんにはロード初めて1年半でヒルクライム表彰台の高校生、
富士ヒル59分、ハルヒル総合優勝経験ある選手などまた強豪が来た。
案の定フリー区間でこの2人に一瞬で置いていかれる。
ただ前日からご一緒しているCOWの水落さんは前を牽いてくれた。
それも千切れそうだけど頑張れば着いていける強度で。
一番きついやつ。笑
ギリギリで15分か20分くらいついて行ったあと
「あと40分でこの区間終わりです!」
と言われた時にスッとラップボタン押して静かに千切れた。

2日目に走ったほうろく峠というコースは最初は登り基調のアップダウンで後半はしっかり登る都民の森みたいなコース。
前半のアップダウンで7.3km300mUPくらい、後半の登りは11kmで700mUPくらいのstrava区間があった。
この区間がすごく良かった。涼しい木陰になっていて、隣にはキレイな川がずっと続く。
車は1時間ちょっと登っている間に1台後ろから抜いていっただけ。

榛名山や赤城山といった人気スポットを走るのもいいけれど、
交通量の少ないコースは本当に走りやすい。

利根沼田の交通量の少なさと景色の良さは、
美味しくて雰囲気もいいのに空いている穴場のカレー屋さんみたいだ
わかりにくいか。

COW群馬の選手に「登りが速くなるにはどうしたらいいか」と質問した。
回答はバラバラでそれぞれ学ぶことが多い内容だったけれど、
皆即答だったのが印象的だった。
常に考えている選手じゃないとこうならない。

僕が聞いたのは
距離を乗り込むこと(月1500km乗ったら変わったそう)
ズイフトでは1時間くらい負荷をかけ続けるSSTやL3といったメニューが大事
COW群馬に入ること。
群馬に住むこと
だそうだ。

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