クールダウンは本当に必要か？

TOMIです！

先日、疲労を残さないためのケアについて論文ベースの動画を出しました。
その中で最も筋肉痛の緩和や疲労感覚の軽減に効果があったのは
「マッサージ」でした。(詳しくは動画をご覧ください)

しかし、ロードバイク でトレーニングする際に多く行なわれる
【クールダウン】というものがあります。

実際には、【メニューの後に低強度で軽く足を回す】というものです。
これを行った方が乳酸が足に溜まりにくいと僕は教わりました。
最近流行りのズイフトのワークアウトでもほとんどのメニューでこのクールダウンが入っています。

では、実際にこのクールダウンに効果はあるのでしょうか？？

このクールダウンに効果があるのか調べた文献がありました。
https://acewebcontent.azureedge.net/SAP-Reports/Post-Exercise_Recovery_SAP_Reports.pdf

このクールダウンを科学的な用語として【アクティブリカバリー】と言います。
通常の休憩をすることと
アクティブリカバリー+休憩を比較した時に
やはりアクティブリカバリーを取り入れた方が
運動後の持久力やパワーの低下を防ぐことができたそうです。

また、筋肉の炎症を抑える効果がアイスバスと同程度であったという報告もあります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27704555/

運動後のクールダウン(アクティブリカバリー)はやはり筋肉の回復をする上でも有効です。
トレーニング直後に、快適に行える負荷で軽くペダリングをすることで
より早く脚を回復させることができます。
ぜひお試しください！

TOMI