2/28 初めてのヒルクライム

職場の後輩が2人ロードバイクを始めた。
いやー嬉しい。なんとかロードバイクにずっぽりハマってほしい。
2人を誘って一度サイクリングロードを案内した。
その翌月に向こうから誘ってくれたけどたまたまタイミングが合わず行けず。
その翌週に今回は自分から企画して誘った。
サイクリングロードよりも千葉の良いところはたくさんあるので案内したいけれど、
ある程度ロングライドや登りに慣れていないと千葉はきつい。
悩んだけれど鹿野山に連れて行くことにした。笑

いや、ちゃんと考えがある。
ふたりとも車がつかえるというので車載で鹿野山の近くへ行き、
だめだったら下ればいいし、行けるなら行ってしまえばいい。
初めて山を登るという達成感は、すごい。
もう5年前だけれどいまだにあの感動は忘れられない。
辛かった思い出も、吐いた弱音も覚えている。
でもそんなすべてを吹き飛ばす鹿野山頂上の景色はすごく綺麗だった。
そんな感動を後輩くんたちに享受してもらいたいという先輩心である。
きっとロードバイクにハマるに違いない。たぶん。

2:50:19 60.59km NP142w TSS105

鹿野山近くの無料で停められる公園の駐車場に集合し、9時に出発。
YOPIさんも連れて行ったのだけれど、さすが3兄弟の長女。後輩くん相手に嬉しそうに話している。
この人見知りほとんどしないところは尊敬する。僕は全然だめ。
You Tubeと違って静かなんですねとよく言われる。
いや、カメラ回ると口も回るんですよね不思議と。youtuberだなぁ。

YOPIさんと挨拶を済ませて出発。
ふたりとも職場では本当に真面目で素直でめちゃくちゃかわいい後輩。
一人は実習生として大学から通ってきてくれた時に担当として見ていた子で、
一人は今二人の部署の相棒的な子。
どちらも思い入れが深い後輩。

10km走らないうちに鹿野山へ到着。
鹿野山は登り口がたくさんあるが、今回は僕が最も好きな5.5km くらいで300mほど登る宝竜寺ルートで。
一番路面が綺麗で、勾配も平均5%でかつ変化も少なく優しい。
最初は僕が先頭で1kmくらい走る。
だいぶ抑えていたけれど、それでも息切れもしてない後輩たち。
あれ、俺死ぬ思い出登ったんだけどな。ここ。
そのまま後輩の一人に先頭を引かせて、「無理せず自分のペースで!」と声をかける。
人についていくとどうしても無理をしてしまう。乗り慣れた人はそれがオーバーペースだとわかるかもしれないけれど、
乗り始めたばかりだとわからない。だったら自分でペース配分決めたほうがいいんじゃないかと思ったのだ。

が!!速い。笑
いやーYOPIさんの最初を思い描いていたのもあるかもしれないけれど、にしても速いわ。
最初から最後まで後輩に行かせていたらタイム的にもっともっと速かったかもしれない。
これは垂れるなと思ったとYOPIさんが後で言っていたけれど、初めて2ヶ月ならオーバーペースだと思うのも無理ない。
でも2人とも途中まではらくらくクリア。
最後の1kmで急に勾配が上がる。そこだけふたりともちょっとしんどそうだった。
だいたい最大で15%くらいかな、そりゃきつい。

ふたりとも最後まで脚付きなし、しかも好タイムでゴール。
なんかすごくうれしかった。
後輩が一緒に山を登ってくれたのもそうだけど、
初めて山を登った場面に立ち会えたのも嬉しい。

登り終えてこの公園についた時、
「わぁー!」とふたりとも声をあげてくれた。
こんな高さまで登ったんだ、すごいですねと言ってくれた。
まさにそういう感動が、自転車の楽しい所だと個人的に思っているので同じような気持ちになってくれてまた嬉しい。

その後ダウンヒルは超安全に。
また少し走って海に向かう。

富津の海浜公園へ。そして公園の中にある食堂でご飯を食べて駐車場へ戻る。

初めて一緒に走った1ヶ月前は、25km/h巡航ので50kmで疲れていた後輩が、
30km/h出しても付いてくるようになっていた。(ちょっとずつ速度上げて試してた)
30km/h出したのは追い風区間だけど、それでも30km/hで走ることに慣れたのはすごいなぁ。

YOPIさんは1年ぐらい走る時に速度に気を付けて走っていたなと懐かしくなる。
今は9割ぐらいでこいでもちぎれないからほとんど大丈夫だ。複雑。笑

そんなこんなで後輩との初めてのヒルクライムは終了。
ふたりとも笑顔で帰れて良かった。
YOPIさんが嬉しそうに「次は筑波山だね」と言っていた。育て方間違えたなと思う。笑
次は千葉の走りやすいアップダウンを案内しようと思う。筑波山じゃなくてりんりんロードもいいけど!

コメント

タイトルとURLをコピーしました